グラフィックパネルを使用し、古賀精密彫刻の作業工程をご紹介しています。

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 作業工程の例 〜グラフィックパネルの場合〜

 
STEP.1 CADソフト(CADENG v5.5)への入力

ソフトの入力画面です。グラフィックパネルとは官庁向けプラント・ビルなど施設案内・機械配線回路図・非難経路表示図など銘板彫刻とは違い比較的大きなものがグラフィックパネルです。何色かに色分けして塗装し見やすくするのが一般的です。色の数により値段が変わります。 お客様から頂いた図面に指定の寸法があればその通りに、無い場合には文字の大きさや配置などバランスを考慮し、弊社にてデザイン致します。DXFデータを頂ければ、この工程の時間が短縮出来ますので、コスト削減にもなりますし、正確性も上がりますのでお勧めです。
CADソフトへの入力
STEP.2 自動機による彫刻・穴加工

弊社の主力機種である大型自動機(AE-65)で彫刻・加工しているところです。大きな商品でも大型機なら分けて彫る必要もありませんし、この機械で穴加工まで可能なのでグラフィックパネルの文字と穴の位置がずれることはありません。今までの経験から、出来るだけ早くかつ綺麗に彫刻出来る速度を割り出して加工致します。
自動機による彫刻・穴加工
STEP.3 色入れ・塗装

まず、彫刻したグラフィックパネルの文字や線に残った削りカスを取り除きます。
次に、指定された色を入れていきます。
十分に乾かしてから色がはみ出した部分や汚れを拭き取ります。
綺麗に拭き上げたら指定の背景色を吹き付けます。
※弊社では、焼付け塗装も可能です。
色入れ・塗装
STEP.4 仕上げ

最後にもう一度グラフィックパネル全体を綺麗に拭き上げます。ソフト入力時に担当者が文字間違いがないか何度も確認していますが、担当者以外の者が第三者の目でもう一度間違いはないか、また傷は付いてないかをチェック致します。グラフィックパネルは傷が付かないように新聞紙等に包み一つずつ丁寧に梱包致します。
仕上げ
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 作業工程の紹介

工場写真 弊社には、九州に2台しか導入されていない大型自動彫刻機があります。
作業テーブルの大きさは1400mm×1100mmで、材料を置き換える事により、最大3000mm×1100mmまで切削可能です。お問い合わせ頂いた商品が大きすぎてお断りした事は、今まで一度もありません。
また、大きいから細かい作業が出来ないというわけではなく、小さな銘板から大きな看板・案内板まで幅広く対応できるところが弊社の強みでもあります。

例えば、大きな商品はもちろんですが、数百枚の銘板の注文を一度に受けた場合、小型機では数十回にも分けて作業する事になるのに対し、大型機では数回の作業で済みます。さらに、自動機が大量の彫刻を行っている間に次の図面を入力出来ますので、効率的に作業を行うことが可能です。
その時の受注状況に応じて小型機・中型機・大型機のどれで作業すれば効率的なのかを検討し、1日でも早い納期を目指しております。
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